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『愛知校人権宣言』について

経緯

平成15年5月、人権教育推進のため、生徒・教職員の共通コンセプト(概念)の形成を目的として、「本校の人権教育推進計画を生徒・教職員に見える形にし、同時に身近な表現にして日ごろから親しめる形のもの」を作成することが提案されました。

生徒アンケートに表れる思いや実態を把握したうえで、よりよいクラス作りのための討論をへて、草案が作られました。その後、生徒会人権委員会を通じ、LHRなどで出た生徒の意見を取り入れた後、細かな文言の修正を加え、平成16年3月に『愛知高校人権宣言』が発表されました。

平成25年の愛知高等養護学校開校と同時に『愛知校人権宣言』と名称を変更し、引き続き本校の人権教育のシンボルとして掲げられています。

『愛知高校人権宣言』

「私たちは、この学校の中で、明るく楽しい生活を送り、互いに違いを認め合って一人ひとりの個性が尊重される権利を持っています。それは互いに思いやる態度で接し、中傷されたり、笑われたりすることなく、または仲間はずれにされたり、いじめられたりしないということです。

 私たちは、人から差別されず平等に扱われる権利を持っています。それは男か女かということや、身体の特徴や家庭のこと、またどこに住んでいるかなどということで、不当な扱いを受けないということです。

 私たちは、学校の中で安全に安心して生活する権利を持っています。それは、言葉によって傷つけられたり、叩かれたり蹴られたり、ましてや怪我させられるというようなことはないということです。

 私たちは、学び成長する権利を持っています。それは、誰からもじゃまされず、共に楽しく学びあえるような教室の環境を互いにつくっていくということです。

 私たちは、この学校の中でこれら4つの権利を守るためにお互い努力します。」